中国・人民元が与える影響とは



2010年以降、日本のGDPを追い抜いた中国が世界経済へ与える影響力を増しています。日本では中国離れの傾向にありますが、やはり中国は無視できない存在です。広大な領土を持つ大国中国は、世界第一位の人口数13億人を抱え、経済成長の背景にはこのような人の原動力があるのです。

中国で使われている通貨は人民元で、他国の通貨と大きく異なるのは固定相場ということです。1ドル約2元ぐらいの価値だと想定されていますが、実際の人民元の価格はかなり抑えられています。自国の輸出産業を保護したい中国では、人民元の相場を更に低い5分の1程度に評価しているのです。

しかし2005年には通貨バスケット制を導入しています。その昔日本でも対アメリカドルにおいて1ドル=360円という固定相場となっていました。日本の例では対アメリカという1国の通貨に対しての固定相場でしたが、中国が導入した通貨バスケット制とは複数の通貨に対して行われる固定相場を意味しています。アメリカでは対中貿易の赤字が続き、それを牽制する圧力が中国にかけられていることや、人民元の評価価値を最低レベルに抑えておくことが困難と中国政府によって判断されたため、この通貨バスケット制が導入されることになりました。その結果、人民元の切り上げが実現したのです。

中国は今後も輸出産業を保護していきたい意向です。このまま対米貿易黒字を保持しつつ年間5%程度の人民元切り上げを行う構えです。ちなみに中国の外貨準備高といえば2005年の7000億ドルから2013年には一気に3兆6000億ドルにも跳ね上がっています。外貨準備高については中国政府内でもうまく介入しながら調整を図っていくようです。

■日本円と人民元の直接取引

これまで日本円と人民元の直接取引はできず、常にUSドルを介入して行われていました。しかし民主党政権となって以降、人民元対円を直に取引することが可能になったのです。日本と中国の関係といえば、お互いに需要と共有を応える貿易相手国です。切っても切れない大切なビジネスパートナーという位置づけなのです。

かつて人民元と円を取引するためには、ドルに換えるというワンステップが必要であったためその分手数料が二倍かかっていました。人民元と日本円の直接取引ができる大きな利点は、その手数料がなくなったことです。
更にドルを介入しないので、アメリカドルの相場を鑑みなくても取引できるわけです。以前であればアメリカドルの相場によって影響を受けざるを得なかったわけですから、その点を考えると安定した取引ができること、煩わしさなく便利な投資ができるようになったことがメリットとして上げられます。

取引にかかるコスト削減、為替変動によるリスク軽減、このようなメリットは日中双方にとって大きなものとなります。対中貿易や投資がこれまで以上にスピードアップしていくことも予想されますが、日中関係はビジネス以外のところでも様々な問題があるので確実なことは言えませんが、少なくとも金融マーケットにおいては安定していくのではないでしょうか。

日本円と人民元、世界に与える影響力も今後注目されることになるのではないでしょうか。


アメリカドルにしろ、ユーロにしろ、また、ハイローオーストラリアは近年はどても不安定になってきていますので、円と人民元が安定するのであればとても意味があるのではないでしょうか。余談となりますが、BO業者の中には各国の通貨について初心者にも分かり易い説明をしています。もしまだチェックしていない方は是非このような業者を訪問してみて下さい。
 


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